施設概要

施設概要

最終処分場概要

名称 ジークライト株式会社エコポート最終処分場
所在地 山形県米沢市大字板谷字四郎右エ門沢
773番1及び773番2
施設の種類 管理型最終処分場
埋立容量

4,270,673.5㎥

埋立面積

121,786.0㎡

敷地面積

225,600㎡

側面図

最終処分場の構造

最終処分場の構造

平たんで強度のある基岩層の上に建設されているため不等沈下が起きにくい構造となっています。また、レベリング層を設置することで基礎岩盤の難透水性がより向上しています。各ブロックに暗渠排水を設置することで排水性能が向上しています。
さらに放射能対策としてイタヤ・ゼオライトを最新の技術で樹脂化し、不織布に塗布したシート「Csキャッチャー」を底面部に敷くことにより、放射性セシウムを約99%捕集、吸着しています。

itayazeolite.png

浸出水処理について

処理能力 最大360㎥/日
調整池貯水量

上部浸出水調整池18,000㎥

下部浸出水調整池5,000㎥


大容量の調整池を設置し、エアレーションを行い浸出水処理施設で薬品凝集処理、生物処理、高度処理を行い四郎右エ門沢へ浸出水を放流しています。


浸出水処理工程

浸出水処理工程

最終処分場周辺設備について

管理棟には、分析室、中央監視制御室を備えており、廃棄物の埋め立てから浸出水が放流されるまで的確な管理運営を行い、関係法令の順守に努めています。また、最大40名程度の来場者にも対応できるよう会議室を準備しています。そのほか、搬入車両が処分場外へ汚れを持ち出さないようタイヤ洗浄機、自動式洗車機の設置、搬入路の安全運行のため交通管理室を置き、環境保全に努力しています。

最終 処分場周辺設備 について

その他関連施設

トラックスケールでは、契約にあった廃棄物の搬入がなされているかをチェックし、設置している計量器(ひょう量50トン)で重量の計測を行っています。また、最大40台の駐車が可能な待機場があり、搬入車両の調整を行っています。そのほか、ダンプ車、脱着装置付コンテナ専用車を自社で所有しています。

その他関連施設